関学タックル被害父、復帰の日大選手へ「青春を謳歌して」 日大側へは怒り収まらず

 日大アメリカンフットボール部で悪質タックルを行った当該選手が4日、同部に復帰した。これを受け、タックルを受け負傷した関西学院大アメリカンフットボール部選手の父・奥野康俊氏が4日、フェイスブックを更新し、「青春を謳歌するように」と日大選手の父に伝えたことを明かした。

 奥野氏は、日大選手の父から「息子が本日から練習に復帰します」と電話があったことを明かし「大学での部活は人生に一度限りしっかり楽しんで欲しいので『息子さんに、青春を謳歌するように、よろしくお伝え下さい』と申し上げた」と、電話でのやりとりを公表した。

 一方で、日大側への怒りはいまだ収まらず「理事長に面会を申し入れたが、一向に返事もなく無視が続いている。人となりが全く理解できない」と激怒。「オリンピックと130周年事業に理事長として居座りたい田中理事長、あまりに酷くないですか?」と呼びかけた。

 「今日は日大の創立記念日だ」と4日が創立記念日だとも記し「130年目に突入した。風化作戦おめでとうございます」と皮肉たっぷりのコメントも。そして改めて「田中理事長本当に一度ご面会いただけませんか?」と呼びかけていた。

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