稀勢の里が初黒星…千代大龍に敗れる 館内に座布団、どよめきも

千代大龍(右)に押し出しで敗れる稀勢の里=両国国技館(撮影・開出牧)
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 「大相撲秋場所・6日目」(14日、両国国技館)

 8場所連続休場からの復活を期す横綱稀勢の里(田子ノ浦)が前頭2枚目の千代大龍(九重)に押し出され、初黒星を喫した。

 立ち合い相手の突きに前に出ていった稀勢の里だったが、いなされて上体が前に流れた。向き直って残そうとするも、そのまま押し出された。座布団が舞う客席には、しばらくの間どよめきが響いていた。

 稀勢の里は7日目、千代の国(九重)と対戦する。千代大龍は大関豪栄道(境川)の胸を借りる。

 残る2横綱は初日から6連勝とした。横綱白鵬(宮城野)が正代(時津風)を寄り倒した。土俵際での投げを受け、一時は相手に軍配が上がったが、もの言いがつき協議の結果、軍配差し違えとなった。鶴竜(井筒)は小結玉鷲(片男波)を突き出した。

 大関とりの関脇御嶽海(出羽海)は豪栄道の気迫のこもった寄りに屈して初黒星を喫した。

 かど番の大関栃ノ心(春日野)は勢(伊勢ノ海)を突き落として2敗を守った。大関高安(田子ノ浦)は魁聖(友綱)を寄り切って初日から6連勝とした。

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