日体大駅伝部監督にパワハラ疑惑浮上 関東学連が調査要請 13年に豊川工で体罰問題

 7日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、箱根駅伝の古豪・日体大駅伝部の渡辺正昭監督の選手に対するパワーハラスメント(パワハラ)を報じた問題で、関東学生連盟の日隈広至副会長が川崎市内で行われている日本学生対校選手権の会場で報道陣に対応した。

 この日、日体大から報道が出ることの報告を受けたことを明かし、今後、大学側に調査を要請する。処分などについては「報告を受けて判断する」とした。これまで日体大の問題の報告を受けたことがあるか?と問われたが「聞いたことはないですね」と、話すに止めた。

 「FRIDAY」の報道では故障者に対して「障害者」、練習についていけなくなった学生に対して、伴走車から「ひき殺す」などの発言があったとされ、蹴りなどの体罰で選手に怪我をさせたとも報じられている。

 渡辺監督は93年から指導していた豊川工高でも体罰問題で13年に退職している。その後、日体荏原高の保健体育教諭を経て、15年から母校・日体大の駅伝部を指導している。

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