稀勢の里 幕内の大栄翔ら相手に12勝2敗 “左差し”みせた「体を作ってきたから」

 左大胸筋の負傷などで8場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(田子ノ浦)が6日、長野県下諏訪町の巡業で相撲を取る稽古を約1カ月ぶりに再開した。幕内大栄翔(追手風)らを相手に計14番取って12勝2敗だった。

 今巡業は一週間、じっくり体作りを続けてきた。準備は整い、復活へのステップを一段上がった。感触を確かめるように左差しから組んで寄り切った。大栄翔に押し込まれ、2敗はしたものの徐々に動きは軽快。佐田の海には7連勝と圧倒し締めた。

 進退をかける秋場所(9月9日初日、両国国技館)へ向け、巡業の一日一日を無駄にはしない。「まだ始まったばかり。またあした一日ずつやっていく。一週間、体を作ってきたから。(動きは)いいと思うよ」と、確かな手応えを口にした。

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