栃ノ心、伝達式に緊張MAX 四字熟語回避か 口上は「長いのはね…」

日本コカ・コーラ株式会社の新田祐一郎氏(右)から缶コーヒーを贈呈された栃ノ心(中央)=東京都墨田区の春日野部屋(撮影・中田匡峻)
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 大相撲夏場所(5月27日千秋楽、両国国技館)で13勝を挙げ、大関昇進を決定的にし、30日の昇進伝達式を待つ関脇栃ノ心(30)=春日野=が29日、都内の部屋で使者待ち会見を行った。30日、臨時理事会を経て、正式に新大関誕生となる。

 伝達式で恒例の口上に関し「楽しみですけど、緊張します。だいぶ、いつもより緊張」と苦笑い。友人らからは「間違えないように」と言われ、緊張が徐々に高まってきた。

 昨年、横綱に昇進した稀勢の里(31)=田子ノ浦=ら、過去の横綱、大関伝達式の映像は見まくった。「見ていると緊張している。やばいなと思った。俺もこうなるのか」と早くもびびりまくった。

 口上は「考え中」。「自分の気持ちを伝えたい」と言うが、「長いのはね」と、かまないためにもシンプルでいく考え。口上で恒例の四字熟語の可能性は少ない。「きょう決めて勉強しないと。夜眠れないかも」と、笑わせた。

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