関学大被害選手父、次回市議選は出馬せず「残りの人生かけこの問題に向き合う」

 日大アメリカンフットボール部との定期戦で悪質タックルを受け負傷した選手の父である奥野康俊さんが24日、フェイスブックを更新し、前夜行われた日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチの会見について「指導者2人に対して体の震えが止まりません」と怒りをにじませ、現在務めている大阪市議選に次回は出馬せず、今回の問題の徹底究明に乗り出すことを明かした。

 奥野氏は「すでに市議会維新代表にも伝えておりますが」と前置きし「任期満了を持って大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補しません」と宣言。その理由について「この事件に息子と、アメフトと、アメフトを愛する両大学の子供達の為、日本のスポーツ界の信頼回復の為全てを捧げる所存」とつづり「残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟です」と、今回の問題解明に取り組むことを明言した。

 「これでは宮川君が可愛そうすぎます」(原文ママ)と、実名顔出しで会見に臨み、謝罪と経過を告白した当該選手に同情。被害届については「告訴も含めて内田前監督、井上コーチの2人だけの名前では受理できないと警察から回答を頂いている」と明かし、「宮川君の減刑、と内田前監督、井上コーチに対する厳重処分の嘆願書も出そうと思います」ともつづっていた。

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