IOC理事会が東京五輪参加に向け、北朝鮮支援を継続へ 

 国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は2日、スイスのローザンヌで開かれた理事会第1日の審議後に記者会見し、2月の平昌五輪に特例的な参加を認めた北朝鮮に対し、2020年東京五輪参加に向けても支援する方針を明らかにした。理事会ではバッハ会長が3月末に平壌を訪問して金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことを報告。アダムス広報部長はスウェーデンで開催中の卓球の世界選手権でも、IOCが北朝鮮の12選手に渡航費や宿泊費を援助したと述べた。

 東京五輪の追加種目、野球の1次リーグ実施方式を巡って大会組織委員会と世界野球ソフトボール連盟が対立している問題は、全競技の詳細な競技日程を承認する7月のIOC理事会までに解決を目指すとした。

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