“スイーツ親方”要望書提出の宝塚市長をおもてなし「そこは専門家だから」

 日本相撲協会は18日、東京・両国国技館を訪れた兵庫県宝塚市の中川智子市長(70)から土俵上の女人禁制に関して議論することなどを求める要望書を受け取った。同市長は同市で6日に開かれた春巡業で土俵上でのあいさつを日本相撲協会に断られ、首長あいさつは男女平等に扱うことなどを要請していた。

 協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は要望書を受け取り、理事会の議題とする意向を伝えた。両者は約45分、建設的な話し合いを持った。

 同親方が「わざわざ宝塚から来て頂いた」と市長が来る30分以上前には協会に来て準備。会合では長命寺の桜餅を用意してもてなした。スイーツ親方として「そこは専門家だから」と食べ方などを丁寧に説明したという。

 それでも、会談後の会見で市長は「柏餅をいただいた」と発言。同親方は「桜餅って言ったのに…」と、残念がった。

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