稀勢の里、復活へ『左四つ』磨く 「しっかり形にこだわってやった」

 大相撲の春巡業が13日、川崎市で行われ、左大胸筋損傷で先場所を全休し、6場所連続で休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が、2日続けて十両相手に取り、調整した。巡業に復帰した前日は佐田の海を指名し、この日は十両の明生(立浪)。「しっかり形にこだわってやった」と、まずは絶対の型となる左四つを固めていく意図を明かした。

 稽古でも“初顔”となった22歳から若いエキスを吸収。「一番元気が良かった。思い切りきてくれる。いい稽古させてもらった」と笑みを浮かべた。

 巡業ではじっくりと関取衆の稽古を見る姿も目立つ。「見るのも稽古。土俵に尻を向けないという意味がある。大事な2週間になる」。巡業は折り返し。一日たりとも無駄にせず夏場所(5月13日初日、両国国技館)での復活を目指す。

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