池江璃花子、出場全種目で6回日本新!4冠「さらに上を見ることもできる」

 女子400メートル個人メドレー決勝 4分30秒82の日本新記録で2連覇した大橋悠依のバタフライ=東京辰巳国際水泳場
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 「競泳・日本選手権」(8日、東京辰巳国際水泳場)

 今夏のアジア大会(ジャカルタ)などの代表選考会を兼ねて行われ、池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=が女子バタフライ50メートルでも日本新を100分の1秒更新する25秒43で優勝した。この日だけで女子100メートル自由形と合わせて日本新2つの2種目制覇。今大会通算では日本新は6回目で、出場4種目ですべて優勝する4冠を達成した。

 スタートからリードを奪い、後続に差をつけたままゴールした。インタビューに「去年すごい悔しい思いをしていたので、悔しさを晴らすこともできましたし、さらにこれから上を見ることもできるんじゃないかと思います」と声を弾ませた。

 この日は約1時間前に行われた女子100メートル自由形でも、自身の記録を0秒43上回る53秒03で連覇を達成。今大会はバタフライと自由形の50メートル、100メートルの4種目に出場し、全種目、のべ6回(100メートルバタフライと100メートル自由形で2回)日本新を更新した。「すごい、あっという間で充実していて、楽しい試合でした」と笑顔で振り返った。

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