暴力再発防止へ外部委員会立ち上げ 宇津木妙子氏ら4人委員に

 日本相撲協会の理事会が1日、東京・両国国技館で行われ、暴力問題の再発防止に向けて、理事長委嘱による外部委員会の設置を決定した。委員は4人で、元ソフトボール日本代表監督の宇津木妙子氏、全日本柔道連盟副会長の近石康宏氏、剣道・範士八段の中田琇士氏が名を連ね、委員長には元検事総長の但木敬一氏が就任する。

 同委員会では、昨年起きた元横綱日馬富士による傷害事件の原因や実情を究明し、10月をめどに再発防止策を含めた最終報告書を提出する予定だ。会見に出席した八角理事長は「(力士に対して)毎年研修会を開いてきたが、(暴力根絶を)粘り強く何度も言い続けなければならないと思う」と話した。

 また、この日は元日馬富士への功労金を30%減額することも決定した。尾車親方は「(元横綱が)傷害罪で罰金50万円の刑罰を受けたことから(カットを)判断した。30%という額は元朝青龍の前例などを参照した」と報告した。

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