横綱稀勢の里、「いよいよ始まる。集中していきたい」土俵祭りに参加

土俵祭りに出席する稀勢の里=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 初場所の安全を祈願する土俵祭りが13日、両国国技館で行われ、協会幹部、三役以上の力士らが参加した。左上腕部、腰部、左足首などの負傷で4場所連続休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=は「頑張るだけ。いよいよ始まる。集中していきたい」と気持ちを高めた。

 昨年初場所で初優勝し、日本出身では19年ぶり横綱に昇進。相撲人生を変えた場所から1年。「一生懸命頑張る」と期す思いを込めた。初日に新小結貴景勝(21)=貴乃花、2日目に東前頭筆頭の北勝富士(25)=八角=と先場所、金星を配給した勢いある若手を迎え撃つ。「しっかり集中することを意識して」と力強く話した。

 右足首、腰部などを痛め同じく4場所連続休場中で進退のかかる横綱鶴竜(32)=井筒=は「思い切ってやるだけ。ファン、支えてくれる人のためにやりたい」と決意を込めた。初日に北勝富士、2日目に貴景勝と対戦。「(進退に関し)そこばかり意識するのではなく1日1日の積み重ね。自分の相撲に集中してやりたい」と静かに闘志を燃やした。

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