大鵬の孫・納谷幸之介が大嶽部屋入門会見「小さい頃からの夢」

大嶽部屋入門に向け抱負を語った納谷幸之介=(撮影・堀内翔)
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 大相撲の元横綱大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・納谷幸之介(埼玉栄高3年)が19日、同校で大嶽部屋への入門会見を行った。祖父、父譲りの190センチ、160キロの堂々たる体格で高2時に選抜で団体・個人優勝、高3時の国体で団体・個人優勝。スーパーサラブレッドは初場所(来年1月14日初日、両国国技館)でプロデビューする予定。

 「小さい頃からの夢。ずっとプロになりたいと思っていた。高校を卒業したらと決めていた」と堂々と表明。目標の力士に同校OBの大関豪栄道(境川)を挙げ「前に出る相撲が好き。立ち合いの形がすごくかっこいい」と語った。

 会見には38社、約50人の報道陣が集まる大注目。「プレッシャーは特にない。注目してくれるのはありがたい。注目に見合う活躍をしていく。幕内でしっかり活躍できる力士になりたい」と決意込めた。

 中1から寮暮らしし、6年間、指導してきた同校の山田道紀監督は「負けず嫌いさはすごいものを持っている。体も大きいけど、一生懸命努力する。(大嶽)部屋を大きくするという、やらなきゃというプレッシャーはあると思う。努力で彼はいくと思う」と、プロでの活躍に太鼓判。

 師匠となる大嶽親方(元十両大竜)は幼少期より成長を見てきた。「口数が少なく、やることをしっかりやる子供。今も変わっていない。6年間で土台はできている。プロに入って素直に謙虚に相撲道にまい進して欲しい」と期待した。

 祖母で大鵬夫人の芳子さん、大鵬の3女で母親の美絵子さんも晴れ姿を見守った。芳子さんは「ほっとしました。(角界に)入ってくれて。(大鵬の面影?)似てますよね。だんだんと」と感激していた。

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