フィギュア日本のペア、平昌五輪に繰り上がり出場権 北朝鮮が出場意思を示さず

 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は13日、都内で行われた理事会後に報道陣に対応し、18年平昌五輪で、日本のペアの個人戦出場が決まったことを明かした。

 出場権を獲得していた北朝鮮ペアが出場意思を示さず、次点だった日本のペアが繰り上がった。これで日本は男女シングル、アイスダンスを含め、全4カテゴリーで出場権を獲得したことになる。

 現在、韓国側などが北朝鮮への出場を要請しているが、仮に今後、北朝鮮が出場意思を示しても日本の出場権は変わらないという。伊東委員長は「その場合は1枠増えて、競技が行われることになる」と、説明した。

 ペアは9月に行われたネーベルホルン杯で、須藤澄玲(神奈川FSC)、フランシス・ブドローオデ(カナダ)組が11位に終わり、5枠の出場枠争いで6番手に終わり、出場権を逃していた。

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