元大関若嶋津 路上で自転車とともに倒れ、意識不明の重体

二所ノ関親方
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 元大関若嶋津の二所ノ関親方(60)=本名日高六男=が19日午後4時15分ごろ、千葉県船橋市行田2丁目の市道で、倒れているのを通行人が見つけた。船橋市内の病院に救急搬送されたが、意識不明の重体。

 船橋署への取材によると、骨折など目立った外傷はなく、右側を下にして横向きに倒れており、そばに自転車が倒れていたという。現場にスリップ痕や血痕もなかった。「人通りの多いところで、他人の介在はできそうにない。自分での転倒か病気を発症されたかと思います」と事件や事故の可能性は低いとみており、署が状況を調べている。

 通行人の女性からの消防への通報は午後4時23分ごろ。関係者への取材によると、当初は意識があり、通報した通行人と会話ができていたという。

 また、親方の関係者は「自転車に乗っていて倒れ、救急搬送されたということは聞いています。発見時には話ができる状態だったようですが…」と話し、「容体など詳しいことは確認中です」とした。

 現場は二所ノ関部屋近くの住宅などがある地域。当時は雨が降っていたとみられる。

 TBS系「NEWS23」は、現場の300メートルほど手前で自転車に乗っている親方を見たという目撃者が「すでに下半身(ズボン)が泥だらけだった。ふらついているようにも見えた」との証言を紹介。少なくとも一度倒れ、再び自転車に乗っていた可能性がある。

 近所の住人によると、ウォーキングをするなど、健康に気遣っている様子だったという。自転車で出かける姿も時々見かけけられていた。

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