フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦、ロシア杯(20日開幕、モスクワ)に出場するソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦(ANA)が18日、会場で非公式練習に参加した。
自身4種類目の4回転ジャンプ、4回転ルッツをこらえながらも着氷した。5回挑戦し、1回目で着氷。3回は1回転になったものの、バランスを崩しながら右足で耐え抜いた。
4回転ルッツはアクセルを除く4回転の中で最も基礎点が高い。報道陣の「試合でやりますか」との問いには、にこやかな笑みを浮かべてお辞儀し、会場を後にした。ANAの城田監督は羽生の演技について「明日は良くなると思う」と前向きに話した。