坂本花織 初V&初200点超え

 「フィギュアスケート・近畿選手権」(9日、尼崎スポーツの森)

 女子フリーが行われ、SP首位の昨季世界ジュニア選手権銅メダリスト、坂本花織(17)=シスメックス=がフリー132・31点、合計201・15点で初優勝した。ノービスB女子では本田真凜、望結の妹で子役としても活躍する紗来(さら、10)=京都醍醐ク=が79・27点と自己ベストを更新して2連覇。男子フリーはSP2位の友野一希(19)=同大=が4回転からのコンビネーションを成功させるなど146・96点でフリー1位、合計210・06点で優勝した。

 目標の200点超えを果たした坂本は「みんな200点を超えて安定してる。ちょっとだけ仲間入りできたかな」と、平昌五輪代表2枠を見据えてホッとした表情。前半に3回転フリップの着氷が乱れて連続ジャンプにできなかったが、体力が落ちる後半にリカバー。初のGPシリーズとなるロシア杯(20日~22日)へ「自分なりにしっかりやれば表彰台も夢じゃない」と語っていた。

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