3場所連続休場中の横綱鶴竜 秋巡業でぶつかり稽古「やらなきゃという意識になる」

 大相撲の秋巡業が5日、千葉県八千代市で始まり、右足首の負傷などで秋場所を全休した横綱鶴竜(32)=井筒=は幕内大栄翔(23)=追手風=にぶつかり稽古で胸を出した。

 「相撲を取りたかったけど、初日だし我慢した」と自制。ぶつかり下がった際の患部には「感覚は100パーセントじゃないけど大丈夫」と良好だ。

 3場所連続休場中で九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)では進退がかかり、巡業での調整が重要になる。「やらなきゃという意識になる。巡業はとにかく土俵に上がって稽古がしたい。トレーニングは十分にやってきた。土俵の感覚を戻すこと」と力を込めた。

 1日にはムンフザヤ夫人と結婚披露宴だったが、お祝いムードももう終了。2歳の長女はパパがいなくなると泣くので、この日は「ごまかして」自宅を出てきた。関東近郊の巡業もあるものの自宅には帰らず、そのまま九州場所に入るつもり。決意を持ち、29日までの秋巡業で復調を目指す。

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