日馬富士、1人横綱責任果たしホッ「終わってみれば1日1日の積み重ね」

 大相撲秋場所(24日千秋楽)で9度目の優勝を果たした横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が25日、都内の部屋で一夜明け会見を行い、「終わってみれば一日一日の積み重ねが優勝につながった。ほっとしている」と安どの気持ちを明かした。

 3日目から3日連続で平幕に敗れ、10日目には4つ目の金星を配給。終盤、トップを走る大関豪栄道(境川)が失速し、千秋楽で直接対決に持ち込み、本割、決定戦で連勝。1差を逆転し7場所ぶり賜杯を手にした。

 3横綱2大関不在で1人横綱の重圧ははかりしれなかった。序盤には休場危機に陥りながらのV字回復。「最初は心技体が合わずどうなるかと思った。いい結果で終わって良かった。目の前の一番を全身全霊で取った」と力を込めた。

 11勝4敗は横綱では最少勝ち星での優勝。4金星配給での優勝は史上初と歴史的な“低レベル”となったが「喜びは一緒。初めての1人横綱はいい経験になった。優勝したわけだから。どうのこうの言ってもね」と胸を張った。

 決定戦で寄り切った際、大関の背中をポンとたたいたことを問われると「肌で感じるものだから」と大逆転負けした相手を思いやった。横綱の重みには「プレッシャーとか目に見えないもの。横綱にしか分からない」と話した。

 21歳の阿武咲(阿武松)、貴景勝(貴乃花)や新入幕の朝乃山(高砂)ら若手が躍動。横綱としてまだ壁になるつもり。「見本になる姿を見せる。背中をしっかり見せて受け継いで渡していく。いい背中をしっかり見せてあげたい。次の世代に教えるのが相撲道」とうなずいた。

 次の目標は「2桁優勝は取りたい気持ちがある。その目標に向け稽古に精進します」と誓っていた。

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