日馬富士4個目金星配給 16年ぶり不名誉も皆勤意欲

 「大相撲秋場所・10日目」(19日、両国国技館)

 平幕貴景勝がはたき込みで横綱日馬富士を破り、今場所の台風の目となっている同じ21歳のライバル阿武咲に続く初金星を挙げた。一方の日馬富士は4敗目。1場所で4個の金星を配給するのは、2001年秋場所に5個を与えた武蔵丸以来となった。

 1人横綱の日馬富士が01年秋場所の武蔵丸(5個)以来、4個目の金星を配給した。貴景勝に突き離され、まわしが取れず、最後ははたかれてバッタリ。

 「足が付いていかなかった。(4金星は)精いっぱいやっている結果だからしょうがないね」とサバサバと話した。3日目から3連続で金星を配給した後、4連勝と持ち直していたが優勝が絶望的になる4敗目を喫した。

 それでも3横綱・2大関不在の異常事態場所で4横綱全滅の悲劇だけは回避したい。八角理事長(元横綱北勝海)は「4敗は苦しい。優勝が遠ざかると力が出なくなる。特別な場所なので気持ちを奮い立たせていくしかない」と15日間皆勤を訴えた。本人も「続けることが大事。精いっぱい頑張ります」と責任を全うする覚悟だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス