浅香山親方 白鵬の狙って達成したすごみを強調「元気いっぱいの相撲」

 「大相撲名古屋場所・12日目」(21日、愛知県体育館)

 横綱白鵬が新大関高安を押し倒して1敗を守り、元大関魁皇(現浅香山親方)を抜いて、単独史上1位となる通算1048勝目を挙げた。1年前の右足親指骨折などの故障を乗り越えての新記録にガッツポーズで喜びを爆発させた。2場所連続優勝へ、14日目に大関豪栄道に勝ち、ただ1人2敗の平幕碧山が敗れれば、千秋楽を待たずに、自らの史上最多記録を更新する39回目の優勝が決まる。

 白鵬に追い抜かれた浅香山親方は淡々と歴史的瞬間を受け入れた。「私と白鵬とでは目指していたところが違う。私はこの記録を目指していなかった」と史上1位への歩みの違いを強調した。所要で、自身より42場所も速く1047勝に達した白鵬。同親方は「私は長く相撲を取っていただけだ。白鵬は元気いっぱいの相撲」と、今後にも期待した。

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