サニブラウンが宣言 100、200メートル決勝で「ボルトと戦う」
日本陸連は26日、大阪府堺市内で理事会を開き、8月の世界選手権(英ロンドン)のトラック&フィールドの代表選手男女19人を発表した。前日まで行われた日本選手権で03年の末続慎吾以来となる100、200メートル短距離2冠を達成し、内定していたサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=のほか、100メートル2位の多田修平(20)=関学大=、同3位のケンブリッジ飛鳥(25)=ナイキ=らが選出された。
日本代表のジャージーに身を包んだサニブラウンは「100、200メートルで出場できるので、片方だけに偏らず、両種目で世界と渡り合いたい」と、キッパリ。今回の世界選手権は“人類最速の男”ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の現役ラスト大会。「今回はボルト選手も最後ということで、100、200メートルの決勝で戦えるように頑張りたい」と、意気込んだ。