20年東京五輪新種目に日本メダル獲得有望3種目
国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイスのローザンヌで臨時理事会を開き、20年東京五輪の新種目に、日本のメダル獲得が有望な柔道混合団体や卓球混合ダブルスを選んだ。若者に人気のバスケットボール3人制も初採用が決まった。東京五輪の実施種目数は追加種目を含め、昨年のリオデジャネイロ大会から33増の339で確定した。
柔道の混合団体は男女3人ずつで実施。日本勢がリオ五輪で過去最多のメダル12個を獲得した競技だけに大きな期待がかかる。卓球の混合ダブルスは先の世界選手権個人戦で吉村真晴(名古屋ダイハツ)と石川佳純(全農)のペアが金メダル。トライアスロンの混合リレーも入った。
IOCは五輪改革で男女混合種目の導入や男女の種目数の同数化を推進しており、各競技の国際連盟(IF)の提案を5月のプログラム委員会で精査し、絞り込んだ。