幕下付け出し・矢後が勝ち越し、昨年のアマ横綱
2枚
「大相撲夏場所・10日目」(23日、両国国技館)
昨年のアマチュア横綱で幕下15枚目格付け出しの矢後(22)=尾車=が、4勝目(1敗)を挙げ勝ち越した。元小結で埼玉栄高の先輩、常幸龍(木瀬)を押し出し。「強い先輩に勝ててうれしい」と、喜びをかみしめた。
同じ幕下15枚目格付け出しデビューの水戸龍(錦戸)は3敗。「水戸龍があんなに苦しんでいるのを見てプロは甘くないと思っています」と日々、緊張感を持って土俵に臨む。
「目標としていた勝ち越しができて良かった。あとは全部勝つつもり」と気を引き締め直した。