横綱白鵬 春巡業幕内稽古に参加 正代に14戦全勝

 大相撲の春巡業は20日、千葉県柏市で行われ、横綱白鵬(32)=宮城野=が幕内稽古に合流、小結正代(25)=時津風=を指名し三番稽古を行い、14戦全勝だった。右太もも、右足親指の負傷で春場所は5日目から途中休場。春巡業には17日に復帰していた。

 春場所初日に不覚を取った相手にまずは“落とし前”を付けた。真正面からガチンとぶつかり圧力をかけて押し出し、突き押し、寄り切りと寄せ付けず。終盤は正代が観念したように、崩れ落ちる場面もあった。最後は胸を出し、土俵に何度も転がして締めた。

 「(正代指名は)春場所のこともあるからね。本場所と稽古は違うね。(動きは)全然良かったと思うよ。息も上がらなかったし」と上々の手応えを振り返った。

 稽古後は子供相撲にも参加し、大いに会場を盛り上げた。「柏の人も大変喜んでくれたんじゃないかな」とご機嫌。夏場所(5月14日初日、両国国技館)で1年ぶり38度目の復活優勝へ、満点の再スタートを切った。

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