小結正代、復興途中の故郷熊本の盛り上げ誓う 「少しでも頑張って励みになれば」

 熊本地震発生から1年がたった14日、熊本県宇土市出身で大相撲の小結正代(25)=時津風=はまだまだ復興途中の故郷に胸を痛めた。長野県松本市で行われた春巡業中、取材に応じ、「もう1年。僕の中では早いけど、当事者にとっては長い1年…」と言葉を詰まらせた。

 実家の家族は今も仮住まいを続けており、新しい家に移れるのは5月に入ってからになる。「最近見たニュースでは、(がれきとか)撤去がされていない、と。そこが撤去されないと、家も建たないと」と話した。

 昨年11月の九州場所では11勝を挙げ敢闘賞を獲得。故郷を勇気付けたい思いが少なからず力になった。「少しでも頑張って地元九州出身の方々に励みになれば。僕の力にもなっている。(今年は)上位に食い込んで、上位を保って成績を残せるように」と、故郷を盛り上げる活躍を誓った。

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