野球・ソフトの福島開催承認を要求へ IOC理事会で

 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の布村幸彦副事務総長は7日、五輪追加種目の野球・ソフトボールの一部試合を福島県で開催する計画に関し、会場は県営あづま球場(福島市)の改修を前提に、来週の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で承認を目指す方針を明らかにした。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は主会場の横浜スタジアムに加えて首都圏に複数会場を確保する必要性を示している。大会方式でも出場6チームを2組に分けて実施する組織委案と、1次リーグ総当たりを要望するWBSC案で意見が食い違い、交渉が難航している。布村副事務総長はIOCを含めて事前調整した上で、「大会方式とは別に会場だけでも福島の1会場で提案し、合意したいと考えている」と述べた。

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