スプリント女王 30歳小平奈緒さらなる進化へ手応え 「まだ20代半ばの感覚」

 カナダで行われたスピードスケートの世界スプリント選手権で総合優勝を達成した小平奈緒(30)=相沢病院=が28日、成田空港に帰国した。

 日本女子初の快挙にも「自分の中でまだ伸ばせる感覚がある。平昌五輪への通過点」と、キッパリ。ますます進化を遂げている30歳は「与えられたことをやるのではなく、自分でやりたいことを選択してやってきた。その分、人よりもちょっとスローな競技人生だと思う。30歳だけど、感覚的には20代半ば」と、さらなる“伸びしろ”にも手応えを持っている。

 来季には平昌五輪金メダルと、500メートルの世界記録(36秒36)の更新の期待も懸かるが「記録は狙うというより、出ればいいなと。今はスケートが楽しみなので、楽しみながら極めていきたい」と、自然体で語った。

 次戦は今季最終戦となるノルウェーでのW杯(11日開幕・スタバンゲル)。今季6戦全勝の500メートルで、2季ぶりの種目別優勝を狙う。

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