関脇琴奨菊、来週から出稽古再開 大関復帰へ「感覚を呼び起こす」

 大関から転落し、関脇で3月の大相撲春場所に挑む琴奨菊(福岡県柳川市出身)が8日、来週に出稽古を再開する考えを示した。前日の出稽古で申し合い中に痛めた左太もも裏は、予想していたよりも状態がよく「また出稽古に行ける」。笑顔で視線を前へ向けた。

 千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋の朝稽古では入念な四股やてっぽう、すり足などで汗を流しながらテーピングを施した患部を確認。日常生活に支障はなく、四股やすり足で重心が左足にかかると痛みがある程度という。「思ったより軽傷だった。無理はしないが、自分が納得できるようにやっていく」と力を込めた。

 「今、大事なのは(実戦)感覚を呼び起こすこと」と相次ぐけがや腰痛などで控えていた出稽古を、復活への鍵と位置付ける。さまざまなタイプと申し合いを重ねる予定だ。その先に勝負の土俵がある。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス