高梨、3試合ぶりの表彰台も…日本でW杯50勝ならず「とても残念」
「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯」(21日、クラレ蔵王シャンツェ)
ワールドカップ(W杯)通算50勝のかかった高梨沙羅(クラレ)は1本目99・5メートル、2本目94・5メートルの226・2点で、優勝した伊藤有希(土屋ホーム)に次ぐ2位となった。
前2戦の4位、5位から3試合ぶりの表彰台となった高梨は、「1本目はテレマークを入れることができなかったが、2本目はしっかり空中を通過してテレマークを入れることができたので良かったと思うが、もう一つ見つけ出すことができなかった。温かい応援をしてくださった皆さんに、自分のベストのジャンプを見てもらうことができなくて残念です」と反省が先に口をついた。
それでも、「レベルの高い試合の中で表彰台に乗ることができて、少し自分の中でも自信につながったと思うので、この後の試合につながるジャンプができたかなと思う」と前向きな姿勢を忘れなかった。また、持ち越しとなったW杯50勝については、「目指すところはそこだが、どうしても日本で迎えることができなくてとても残念です。この後試合が続くので、そこで50勝を迎えられるように頑張っていきたい」と話した。