水谷隼、ジュニア王者に辛勝「苦しかった」 10代選手3人撃破で準決勝へ

 「卓球・全日本選手権」(21日、東京体育館)

 男子シングルス準々決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの水谷隼(27)=ビーコン・ラボ=は、ジュニア2連覇の木造勇人(17)=愛工大名電=を4-1で下し、「点数以上に内容は苦しかった」と振り返った。22日に行われる準決勝では、平野友樹(協和発酵キリン)と対戦する。

 水谷は苦しみながら全日本ジュニア王者を退けた。全力でラケットを振り抜いてくる17歳に攻め込まれ、「サーブがうまかったし、勝負所でも思い切って攻めてきたので、精神的に苦しかった」と本音を漏らした。

 それでも「世代交代はさせない」という宣言通り、今大会は10代選手を3人撃破。木造との対戦についても「かなり新鮮。全日本は勝ち進むと毎回同じ顔ぶれになってしまうので」と歓迎していた。

 史上最多9度目の制覇まであと2戦。「まずはあしたに残れてホッとしている。ここまで来たので、このチャンスを生かして優勝したい」と気炎を上げた。

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