石川佳純完勝で4強、激戦はもう「物足りてます」

 「卓球・全日本選手権」(21日、東京体育館)

 女子シングルス準々決勝が行われ、4連覇を目指す石川佳純(23)=全農=は、4-0のストレートで三宅菜津美(中国電力)を退け、22日に行われる準決勝に進出した。前回準優勝の平野美宇(16)=エリートアカデミー=も4強入りした。

 今大会初めてのストレート勝ちを収めた石川は「今大会の中で一番いい試合ができた」と胸を張った。

 毎年のように全力で向かってくる相手と接戦を繰り広げ、勝利をつかんできた“激闘女王”。今大会は、例年よりも危なげなく勝ち進んでいるようにも見えるが、「昨日の5回戦(先に2ゲームを取られてから4-2で逆転勝利)も厳しかったですし、私としては、全然…(激戦は)物足りてます!!」と胸の内を明かした。

 準決勝ではカットマンの佐藤瞳(ミキハウス)と対戦し、決勝は昨年と同じ平野とぶつかる可能性もある。「一瞬も気を抜けないし、4-3であっても最後に勝った方が強い。どんな相手でも焦らず、おごらず、攻めきることが大事」。今年も女王に死角は見当たらない。

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