平野美宇が4強「決勝いけばVできる」 大会史上最年少V射程

 「卓球・全日本選手権」(21日、東京体育館)

 女子シングルス準々決勝が行われ、前回準優勝の平野美宇(16)=エリートアカデミー=は、松沢茉里奈(十六銀行)を4-2で下し、22日に行われる準決勝に進出した。4連覇を目指す石川佳純(全農)も順当に4強入りした。

 初戦から3戦連続でストレート勝ちしていた平野だが、この日は2ゲームを連取した後に2ゲームを奪い返された。「昨日まで競ることがなかったので焦った」。それでも冷静さをキープし、「ここまできたら相手も強いので思い切ろうと思った」とサーブやコースを突く打球でポイントを重ねた。

 相手とは3年連続で対戦し、前々回は6回戦、前回は準々決勝で退けていた。いずれも接戦を繰り広げたが、平野は「2回勝ってるし“2度あることは3度ある”かなと思って、今日も勝てるかと思った」と天然発言で爆笑を誘った。

 準決勝は橋本帆乃香(大阪・四天王寺高)と対戦し、勝てば石川と再戦するチャンスが訪れる。「まずは準決勝が大事だけど、決勝にいけば優勝できるんじゃないかというくらいの卓球ができている。初戦から石川さんよりも楽に勝てているし調子はいい」。16歳9カ月での大会史上最年少優勝にも自信を見せた。

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