21歳西岡 全豪OP初勝利 昨年12月左肘痛治療…リハビリ乗り越えた

 「テニス・全豪OP」(17日、メルボルン)

 シングルス1回戦が行われ、世界99位の西岡良仁(21)=ミキハウス=が予選を勝ち上がったアレックス・ボルト(オーストラリア)を下し、全豪初勝利を飾った。

 21歳の若武者が新たな一歩を刻んだ。昨年12月に左肘痛の治療のため、約2週間もテニスができなかった西岡が全豪初勝利を挙げ、「ベストのプレーができた」と激しくガッツポーズをした。

 高い守備力が光った。格下のボルトから冷静にポイントを積み重ねる。「相手の癖をつかんで、帳尻を合わせていけた」と鋭い読みで強打を返し、ミスを誘発。押し込んで前に出た西岡に対し、相手の返球がネットにかかって試合が終わったことが象徴的だった。

 左肘のリハビリに1日約6時間も費やした時期もあり「結構、鬱(うつ)になりそうでした」と話すが、懸命なトレーニングで大舞台に間に合わせた。第13シードのバウティスタとの2回戦に向け「チャレンジャー精神を忘れずに、一球一球ファイトしたい」と闘志をかき立てた。

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