東洋の魔女、丸山さん通夜 斎場には五輪ジャージーも

 1964年東京五輪のバレーボール女子で金メダルを獲得し「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表のメンバーで、18日に72歳で死去した丸山サタ(まるやま・さた=旧姓磯辺=いそべ)さんの通夜が20日、大阪市東住吉区の臨南寺で営まれ、ゆかりのある人々が別れを惜しんだ。

 斎場内には東京五輪で使用したジャージーや新聞記事など、思い出の品々も飾られた。喪主を務めた長男の繁守氏は88年ソウル五輪競泳代表で、親子2代の五輪選手となった。繁守氏は「厳しく育てられ、それが支えになっていた部分もあった。あらためて偉大な母だったと実感する」と声を詰まらせた。

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