卓球のリオ五輪女子団体銅メダリストの石川佳純（２３）＝全農＝が５日、日本卓球協会が将来的なプロ化を視野に検討している新リーグ設立構想に歓迎の意を示した。

　ワールドツアーの今季成績上位１６人が出場するグランドファイナル（８～１１日・ドーハ）に向けてこの日、羽田空港を出発した石川は「中国には超級（スーパー）リーグがあるし、香港でもプロリーグが始まる。日本でも盛り上がったらすごくうれしいし、始めるんだったら早くプロリーグになってほしい。チャンスがあれば私も参加したいと思います」とプロリーグ構想を前向きにとらえた。

　今年最後の大会となるグランドファイナルは、２年前に自身も優勝している思い入れのある舞台。「いい形で一年を締めくくりたい。中国選手に挑戦できるように思い切りプレーしたい」と打倒中国を誓った。