11月末でコナミスポーツを退社し、日本初のプロ体操選手となった内村航平が2日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)でプロ転向後初の練習を行った。「いろいろ考えながらできた。これからもやっていけそうな感じはあった」と新たな一歩を踏み出した心境を語った。
これまでと違い、同僚がいない中で体を動かした。「一人(での練習)がどんな感じなのか、というのがあったけど、それほど問題はない。より自分の世界に入りやすかった」と振り返った。左肩などに故障を抱えており、トレーナーの指示を受けながら筋力強化のメニューを中心に取り組んだという。