リオ柔道金・田知本が来秋復帰へ 増地監督が明かす

 柔道女子日本代表の増地克之監督が30日、無期限の休養を取っていたリオデジャネイロ五輪女子70キロ級金メダルの田知本遥(26)=ALSOK=が、来秋の実戦復帰を目指していることを明らかにした。日本代表の強化指定は外さない。

 金メダリストが1年で畳にカムバックする。田知本はリオ五輪後、あいさつ回りやイベント出演に追われていたが、最近になって練習を再開。先週、増地監督、本人、所属の小橋秀規監督の3人で会談し、来夏の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)は見送るものの、11月頃に行われる講道館杯での復帰を目指す方針を明かしたという。

 増地監督は「今まで練習ができない状況で迷っていたが、畳に上がってみて、もう一度(試合を)目指したいと思ったのかな」と心境を代弁。20年東京五輪への挑戦は明らかにしていないものの、心強い第一人者の現役続行に「ありがたい。他の選手も負けられない気持ちになるし、いい相乗効果になる」と期待を寄せた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス