真凜“自己ベスト”更新も悔しさ残す SP2位も辛口評価「100点にはほど遠い」

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(28日、京都アクアリーナ)

 ジュニア女子ショートプログラム(SP)で、世界ジュニア女王の本田真凜(15)=大阪・関大中=は65・46点で2位だった。12月のジュニア・グランプリファイナル(マルセイユ)に出場する坂本花織(16)=神戸ク=が66・25点で首位。紀平梨花(14)=関大KFSC=は後半のステップで転倒し、5位と出遅れた。

 前向きな結果だと分かってはいるが、本田にはちょっぴり悔しさも残った。全てのジャンプでGOE(出来栄え点)に加点がつくなど大きなミスなく終え、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、今季SPの“自己ベスト”を0.34点更新。「大事な大会につながる演技はできた」と前向きに話したが、スピンやステップなど細部に納得がいかず、「100点にはほど遠い」と首をかしげた。

 辛口の評価の理由は「全日本ジュニアで勝ちたい気持ちが強い」から。本田が「本番」と定めて優勝を狙うのは、表彰台すら経験していない全日本ジュニア選手権(11月18~20日、札幌)だ。

 あくまでここは通過点。マイペースを貫きつつ、逆転優勝を目指す。最終滑走に決まった29日のフリーは「全力でやること」が何よりの目標。全日本ジュニア女王への足がかりとする。

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