東京都の小池百合子知事は28日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピック競技会場の見直しを巡り、都や国際オリンピック委員会(IOC)など4者が協議する作業部会に、複数案を示す考えを示した。
開催費用を検証する都の調査チームから11月1日に報告を受け、提案内容を決める方針。小池知事は「IOC側から『一つに決める前に話し合いをよろしく』という話が来ており、これまでとは少し変わってきている」と述べた。これまでは今月中に都としての方針を出すとしていた。
作業部会は11月1~4日の間で日程調整が進んでいる。