瀬戸大也が流鏑馬に挑戦

地元・毛呂山町のイベントで流鏑馬を行った競泳の瀬戸大也
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 競泳でリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=が16日、地元の埼玉・毛呂山町で行われた報告会に参加。特別イベントとして地元の伝統行事である流鏑馬(やぶさめ)を11年ぶりに行った。

 白馬が足音を鳴らしながら駆ける。その上にまたがるのは、リオ五輪の銅メダリスト。集中力を高めた瀬戸が弓を引き、矢を放つと、見事に的に命中した。「日本一」「やっぱりメダルを獲る人は違うね」「こんなにすごい人が毛呂山から出るなんて…」。郷土の英雄の凱旋に、集まった関係者や地元住民、ファンら約2000人が歓声を上げた。

 馬に乗って矢を射る「流鏑馬」は、地元では900年以上の歴史がある伝統行事。瀬戸も小学5年だった2005年に、射手に選ばれたことがあった。観光大使でもある瀬戸は、今回の五輪報告会に合わせて11年ぶりに乗馬。事前練習は試合の合間に3回行っただけだったが、見事に成功してみせ、「11年前は矢を射ることができなかったけど今回はできたので100点」と胸を張った。

 潜在的なスター性を証明して見せた。衣装の直垂(ひたたれ)も様になっており、「顔が薄いのか、和装が似合うと言われる。大河ドラマとか(時代劇の)戦のシーンで、端の方で戦ってみたい」とドラマデビュー(?)にも意欲。“競泳界の暴れん坊将軍”として、東京五輪の金メダルを目指す。

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