競泳瀬戸“自腹武者修行”で鉄人化だ!最大39レース泳ぐ

 競泳でリオ五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=が28日、30日開幕のW杯中東シリーズ(北京、ドバイ、ドーハ)に出場するため、羽田空港から出発。3大会で計21種目に出場予定で「タフさを身につけたい」と意気込んだ。

 リオでは予選で自己ベストを出しながら、決勝では萩野(東洋大)についていけなかった。「決勝前のアップからダメージを感じた」。課題が明確となり、帰国後、すぐにオフ返上でのW杯出場を直訴。すべて決勝に残れば最大39レースを泳ぐことになるが、「1本、2本のレースでへばるような選手になりたくない」と“鉄人化”へ向けて力を込めた。

 今回は自費参加で、渡航費など50万円近い出費が見込まれる。26日の五輪報告会では「終わってから請求が来るのでめっちゃこわい。マイナスじゃ帰ってきたくない」と覚悟を示していた。各種目の優勝賞金は約15万円。生活も懸けて挑む武者修行で、ハートのタフさも鍛え抜く。

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