ジョコ全米連覇へ油断できない序盤戦 錦織はベッカーと初戦
テニス・全米オープンの組み合わせが26日に決まった。男子シングルスの第1シード、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は現在は同228位ながら元世界14位のジャージー・ヤノビッチ(ポーランド)と対戦する。ATPツアーの公式サイトは、この組み合わせをジョコビッチにとって「油断のならない開幕」と表現している。
2年連続3度目の全米優勝を目指すジョコビッチは、ヤノビッチに勝利した後の2回戦では今年5敗しかしていないうちの1敗をつけられたイジー・ベセリー(チェコ)と顔を合わせる。今年4月のモンテカルロ・マスターズで4-6、6-2、4-6で敗れている。
日本の錦織圭は第6シード。1回戦で世界ランキング97位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)と対戦することになった。順当に勝ち進んだ場合、準々決勝でリオ五輪の準決勝で敗れたアンディ・マリー(英国)と当たる。ほかの日本選手では西岡良仁(ヨネックス)が第23シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に挑む。