京大アメフット部一般社団法人設立

 過去に日本一に4度輝いた京大アメリカンフットボール部と京大は26日、一般社団法人「京都大学アメリカンフットボールクラブ」を設立したと発表した。企業とのスポンサー契約を結べるようになるなど財源が確保され、チームの強化にもつながる。スポーツ庁によると、大学の運動部が法人を設立するのは珍しいという。

 これまでは部が任意団体で企業との契約が結びづらかったため、年間約3千万~4千万円の寄付金を主にOB会や父母会などから受け取っていた。今後は法人が契約や寄付金を担当し、集めた資金を部に提供するため、安定した収入を得られるようになる。監査機能もあり、財務状況が透明化される。

 既に5社以上と契約に関する話が持ち上がっているという。京大の阿曽沼慎司理事は「全国の大学のモデルになれれば」と期待を寄せ、西村大介監督は「将来的には1万5000人規模のホームスタジアムを作りたい」と野望を語った。

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