北京メダリスト16人違反 五輪重量挙げ、薬物再検査

 【ロンドン共同】国際重量挙げ連盟(IWF)は24日、2008年北京五輪のドーピング検査の検体を国際オリンピック委員会(IOC)が再検査した結果、メダリスト11人を含む15人が禁止薬物に陽性反応を示したと発表した。今年6月以降に違反が発覚したのは計25人で、そのうちメダリストは男女合わせて15階級の中で計16人に上る。ドーピングがまん延する異常な実態が明るみに出た。

 この日発表された選手では、いずれも中国勢の女子で48キロ級の陳燮霞選手、69キロ級の劉春紅選手、75キロ級の曹磊選手の金メダリスト3人のほか、銀メダル3人、銅メダル5人に違反が認められた。

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