【モスクワ共同】ロシアの国ぐるみのドーピング違反発覚後、プーチン大統領主導で設置された「反ドーピング独立委員会」に、人気ピアニストのマツーエフ氏や、五輪で3連覇し「人類最強」と呼ばれたレスリングの元名選手カレリン氏らが加わると委員会議長に任命されたスミルノフ氏が28日、発表した。
スミルノフ氏は自身を含むロシア人30人の委員名を公表。フリステンコ元副首相、外交官を輩出するモスクワ国際関係大学の学長、政府系テレビ総裁らも含まれた。
委員会は国際オリンピック委員会(IOC)や世界反ドーピング機関(WADA)の代表もメンバーに迎える方針。