リオデジャネイロ五輪の体操男子で３大会ぶりの団体総合金メダルを目指す日本代表が２６日、事前合宿地のサンパウロから空路でリオ入りした。初代表の白井健三（１９）＝日体大＝は「リオに着いてホッとしている」と、リラックスした表情で選手村に向かった。

　いよいよ決戦の地に入った。白井は「サンパウロでは楽しくいい調整ができた」と充実した表情を見せ、「もう調整できているので、あとは気持ちの面で調子を落とさないように練習したい」と、最終調整に入る。

　空港では大勢の軍人が機関銃を構えて警備しており、白井は「すごい怖いんだけど…」と身を縮めながらバスへ乗り込んだ。２７日には選手村近くの練習会場で初練習し、最終調整に入った。