ステパノワ選手のリオ出場求める IOCの判断に不服、再検討要求

 【ロンドン共同】ロシア陸上界のドーピング問題を内部告発した女子中距離のユーリア・ステパノワ選手と、夫でロシア反ドーピング機関の職員だったビタリー氏が25日、同選手のリオデジャネイロ五輪の出場を認めないと決めた国際オリンピック委員会(IOC)の判断を不服として再検討を求める声明を発表した。ゲストとして五輪への招待も断る意向を示した。

 同選手は反ドーピング活動への貢献が評価され、国際陸連からは個人資格で国際大会出場を認められた。しかし、IOCは24日の緊急理事会でドーピング違反歴があることなどを理由に、五輪出場を認めなかった。

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