審判部が24日の会合で稀勢の里の横綱昇進に関して話し合いへ

 「大相撲名古屋場所・14日目」(23日、愛知県体育館)

 綱とりに挑む大関稀勢の里は、横綱白鵬を土俵際で突き落とし、平幕の貴ノ岩とともに3敗を守り、初優勝に望みをつないだ。

 審判部が24日に会合を開き、稀勢の里の横綱昇進に関して話し合うことになった。優勝した場合に備えるもので、友綱副部長(元関脇魁輝)は「本当は月曜日に開くのがいいが、千秋楽しかないから。(部員)それぞれの意見を聞きたいということ。私としては(昇進には)優勝しなくてはいけない。決定戦になっても、勝って優勝しなくてはダメだ。今場所は相撲の内容がよくないし、13勝、13勝ときて12勝ではムードが下がるのは否めない」と話した。

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