国際陸連、ロシア選手の申請却下 薬物問題、イシンバエワら
【ロンドン共同】陸上の組織的なドーピング問題でロシアがチームとしてリオデジャネイロ五輪参加を禁じられた問題で、国際陸連がロシア67選手の個人資格での参加申請を却下したと10日、ロイター通信などが報じた。タス通信によると、女子棒高跳びの世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワも含まれている。
国際陸連はロシア陸連の資格停止処分継続に伴い、個人資格で五輪など国際大会への参加を申請できる規定を設け、ロシア国外が拠点で、ドーピングで潔白を証明できる選手に限定している。